ラビスタンプのブログ

編入体験記と日記

たのしい編入ライフ

こんにちは、ラビスタンプです。

「たのしい編入ライフ」と題しまして、(一応)東大受かった人の編入ライフを紹介します。そのうち「高専から東大編入!(旧小山太郎流)」にも体験談出したいと思います。

このブログは自分語り日記です。思い出日記。

勉強時間については、あまり記録する意味はないと思うのですが、勉強したとかしてないとか人によってかなり感覚に差があるので目安として…僕は長時間集中するの得意な方だと思うので、別に僕よりやってないから落ちるとかそんなこともない(これは絶対)。

 

目次

 

 

1年生

〈前期〉 勉強時間(1h/day)

もともとロボコンやりたくて高専に入ったので、ロボコン部に入りました。

ロボコン以外何もしてません。勿論勉強も。(前期成績4位)

 

〈後期〉 勉強時間(ずっと)

当時クラス1位だったロボコン部の友達と寮で同室になりました。そしてここから地獄が始まった。頭のデキが違うと思っていた1位の子、僕の10倍くらい勉強してました。そして血迷った僕(前期成績4位、体育60just)は、学年末で1位を取ることに決めました。ここから限界勉強生活が幕を開けた~~

とりあえず目が開いている時間はすべて参考書を見て、ロボコンが休みの日は1日20時間くらい勉強していました。(1位の子が超ショートスリーパーだったので、全然寝ない。勉強時間では負けられないので、僕もやりました。)

人生で1番勉強した時期です。

本気度は走ってお風呂に行くぐらい。

結果:1位とれた。嬉しすぎて泣いた。東大合格の何倍も嬉しかったです。

犠牲:健康(体重-10kg、1日2嘔吐、視力A→D、常時腹痛)

 

 

2年生 勉強時間(5h/day)

ロボコンは楽しかったのですが、学校のイベントに全然参加できなかったのでやめました。

まだ編入勉強は始めていませんが、線形代数の面白さに気付いて東大出版の「線形代数入門」を読んでいました。

限界勉強生活終了。(学年末1位)

 

 

3年生  勉強時間(5h/day)

あまり勉強しなくても1位が取れるようになったので、結構遊んでました。テスト前日のルーティーンは麻雀!寮生活を満喫してました!

1日インターン2回、海外研修2回、ビジコン、ハッカソン、学校行事ALL参加

この頃から東大を意識し始めました。TOEICは9月565点、1月810点。

TOEICは直前一か月勉強したら800超えたのですが、多分1、2年で文法の基礎がしっかりできていたからだと思います。1、2年で文法をちゃんと勉強しておくと後でメチャメチャ楽です!(所詮810なのでもっと出来る人真似たほうがいい)

この頃はビジコンに参加していたこともあって経営に興味があり、シス創志望でした。

まだ編入勉強は始めておらず、ここまでは学校の勉強とTOEICのみ。3年は1番好きなこと出来る年だと思う。

(学年末1位)

 

 

4年生

〈前期〉 勉強時間(8h/day) 春休み(10h/day)

春休みから本格的に編入試験の勉強を始めました。

春休みは徹底研究名問の森数学の基礎固めメインで勉強しました。この頃は一応物理を勉強していたのですが、1ヶ月ひたすら玉を転がしたり飛ばしたりしていたら流石に飽きました。しかも玉転がすだけなのに間違える自分が嫌になってきて、名問の森だけ完璧にして物理は止めました。

ちなみに春休み明けはコロナのせいで学校が2か月遠隔になり、遊ぶにも遊べず勉強マシンになっていました。そして、

日に当たらない→気力が出ない→立ち上がれない→日に当たれない→気力が出ない

という魔の無限ループにはまり、ごみ捨てで3分歩いただけで全身が筋肉痛になるレベルで体が衰えました。もはやセルフ入院です。勉強する気力すらなくなりそうな時、学校が対面になったので回復。みんな週に1回は外に出よう。これ見てる人が1、2年生なら一回体験してみてもいいと思います、地獄を。

一応この時期は過去問特訓細野確率をしていましたが、それしかしていません。というか精神的にやられてて、それくらいしか出来ませんでした。

 

〈夏休み〉 勉強時間(8h/day)

複素関数攻略への一本道過去問特訓細野確率ポレポレハイパートレーニンを何周ずつかして、解けるようになりました。

過去問はやろうと思ったのですが、九大、名大あたりは解けても東大は全然ダメで、問題文をパッと見ただけで止めました。でも、東大の問題の質が他大と明らかに違うことに気付けたのはよかったです。

春休みの教訓を活かして、週に一回は外出しました。

このブログ見てる皆は、受験期は意識的にでも外に出た方がいいと思います。頭がおかしくなるリスクに比べれば、勉強時間が少し減るぐらい屁でもないです、

志望学科:シス創→社基

 

〈後期〉 勉強時間(6h/day)

過去問特訓徹底演習細野確率ハイパートレーニン英語長文問題精講ドラゴンイングリッシュを全部解けるようにしました。

英語の勉強開始。

この時期は学校の成績に余裕があったので、勉強時間のほとんどを編入勉強に割くことができました。

TOEICを受けてみたら825点に上がっていました。

(学年末1位)

 

〈春休み〉 勉強時間(11h/day)

参考書はすでに回しまくって終わっていたので、過去問を1日1年分解き始めましたこの時点でボーダーには達していたと思います。あと、統計にハマって統計ばっかりやってました。週に一回遊びに行くことでリフレッシュし、本も結構読んで楽しい春休みでした。

やったことは大過去問2周マセマ統計(筑波対策)、筑波社工過去問2周です。

筑波対策は春休みである程度終わらせました。

 

 

5年生 勉強時間(3h/day)

正直もうやることありませんでした。多分出ないだろうなと思いながらベクトル解析を勉強しました。過去問追加で2周してみた、ほぼ完璧です。過去問は学校帰りのお疲れ状態&時短で解けるようにしていました。数学100分、英語70分。

 

vs広島大学 6/19

何事もなく終わった。覚えてない

 

vs九州大学 7/3

福岡に前日入りして、下見に行きました。腕時計を買い忘れ、腕時計ナシで受けました。次の日が東大の試験だったので、試験が終わって東京に直行できるようスーツケースを大橋駅のコインロッカーに入れておく”はずだった”。実際はコインロッカーが埋まっていて絶望、雨でビショビショの激重スーツケースを九大の事務室に預かって頂きました。

 

九大の試験が無事オワリ、飛行機で東京へ行きました。

PM 21:00 羽田着

PM 21:30 品川に着いてるはずだった。でも何故か川崎(神奈川)にいました。

川崎のどこかでスマホを紛失しかもまだ腕時計を買っておらず、さすがに東大腕時計ナシは怖いのでドンキで腕時計を買いました。

PM 22:30 スマホは見つからず、諦めました。

PM 23:30 タクシーでホテル着、試験開始まで残り10時間、絶望。

スマホを無くして頭がポカポカしてたのと、試験に対する焦りで朝まで眠れませんでした。

 

vs東京大学(1次) 7/4

朝からレッドブルとスムージー、おにぎりを食べて試験モードに切り替えました(一応ルーティー)。

〈英語〉

内容忘れたけど、今年は簡単だった。一回ちゃんと解いて2周した。体感8割。

 

〈昼休み〉

東大の試験は昼休みが一時間以上と長いので、しっかりご飯を食べてレッドブルを一気飲みし、糖分チャージして昼寝しました。ラムネも持っていましたが、周りの受験生もラムネばっかり持ってて悔しかったので僕はラムネを食べず、謎の意地を見せました。

 

〈数学〉

英語が解けたので、「ここで決まるぞ!」って気持ちで解きました。体感6割5分。

最初の大問(微分方程式)半分ぐらいしか解いてない。というか脳死で解けるやつしかといてナァイ

 

東大の合否は五分五分かなって感じでした。ここからつくばに移動し、ホテルで1週間過ごしてから筑波大学の受験です。

追記↓

英語 : 178/309(6割)カス、今年の採点は鬼?

数学 : 258/400 (6割5分)予想通り

 

英語は今年採点が厳しかったようで、6割切ってる人が結構いますね。中の下ぐらい?

数学は…うーん、みんな強い。

 

vs筑波大学 7/10,7/11

一週間のホテル生活で完璧に昼夜逆転し、前日はほとんど眠れませんでした。自業自得です。なんで生活リズムって逆転するんでしょう。社会ってつらい…でもこれから受けるの、”社会”工学類っていうらしい…

ちなみに今年の筑波の数学は異様に難しくて、大問6個中2個は壊滅的でした。でも「僕の解けない問題はみんな解けてないだろう」という、どこからか湧き出てくる自信で精神的には安定していました。

面接は、ホテル滞在中に筑波の先輩方から練習していただき、これが本番で効きました。いい感じ。

 

vs東京大学(2次) 7/16

東大の合格が判明し、筑波から帰ってまだ2日しかたっていないのにまた東京に行くことになりました。

東大の2次は面接、うまく話せました。何故か第二志望である都市工学科の志望理由を深堀りされたのですが、興味のある交通の分野からまちづくりの話に上手く持っていくことができました。都市工も興味があって本を読んでいたので活かせました。これはかなりウケがよく、社会基盤志望なのに都市工の先生と盛り上がってしまいました。合格を確信。結果は第二志望の都市工学科に合格してました。

 

日記はここで終わり。ここからは思ったことを書きます。

 

効率のいい勉強法って

僕の意見ですが、最初から効率のいい勉強なんて意識して出来るものではないと思います。理由は「人によって自分に合った勉強法は違うし、その勉強法はやってみて初めて自分に合っているか分かるから」です。早くから勉強している人はこの点で強いし、安定して結果が出せるのだと思います。個人的におすすめの方法としては、人の勉強法でいいと思ったものをパクり、自分に合わせて変化させることです。

1年の時の僕の勉強のやり方見てアホだなーって思った方もいるかと思うのですが、あれも一応当時僕より出来る人のやり方を見て真似してみた結果で、あの限界勉強生活がなければ自分の今の勉強法もありません。きつかったし効率悪いけど結果オーライではある。